ジョン・バーニンガム『ねえ、どれが いい?』

 やはり、おもしろい。今回も家族みんなで「究極の選択」を楽しみました。前回読んだときとは答えが変わったりします。絵はどことなくユーモラスで楽しい感じなのですが、なかには、びっくりするものも。

ねえ、どれが いい?
へびに まかれるのと、
魚に のまれるのと、
わにに 食べられるのと、
さいに つぶされるのとさ。

この文に付けられた絵では、男の子の足だけがワニの口から出ていたり、サイのおしりの下でぺちゃんこになっていたりします。ちょっとドキッとしますが、とはいえ、そんなに恐くはありません。

どれなら 食べられる?
くものシチュー、
かたつむりのおだんご、
虫のおかゆ、
へびのジュース。

この質問に、うちの子どもは「でも虫を食べるところ(地域)もあるよねえ」なんてつっこみを入れていました(^^;)。
▼ジョン・バーニンガム/まつかわまゆみ 訳『ねえ、どれが いい?』評論社、1983年

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