「エルマー」シリーズの第二作、今日から読みはじめました。今回も物語のはじめの方で「エルマー」の持ち物が説明されています。たぶん、創意工夫でそれを使って困難を突破していくのでしょう。どんな冒険が待っているのか、子どもともども楽しみたいと思います。
この第二作の裏表紙には、「りゅう」がカラーで描かれていました。あらためて見るとかなり派手。相当に目立ってます。
ところで、うちの子どもは、最初、読みはじめたとき「ページをとばしたんじゃない?」と言っていました。よく聞いてみると、どうやら本を開く方向を勘違いしていたようです。縦書きと横書きで開く方向が違うのは大人にとっては当たり前でも、子どもにとってはそうではないわけですね。本が物質であり、それにかかわって幾つものルールが作られていることを、あらためて意識させられました。
▼ルース・スタイルス・ガネット 作/ルース・クリスマン・ガネット 絵/渡辺茂男 訳/子どもの本研究会 編集『エルマーとりゅう』福音館書店、1964年