今日は2冊。この絵本、うちの子どもはかなり気に入ったようです。今回もまた、主人公の男の子と雲たちの会話をいろいろ作り、読み聞かせをしました。当然ながら、毎回、言葉遣いや表現が変わり、それに応じて絵のニュアンスも変わってきて、なかなか新鮮です。今回うちの子どもといっしょに発見したのは、主人公の男の子のオーバーコートのポケットには、物語の最初から紙と鉛筆が入っていて、そこにはどうも魚の絵が描いてあること。伏線が張ってあって、おもしろいです。こういうところもこの絵本の魅力かなと思います。
▼デイヴィッド・ウィーズナー『セクター7』BL出版、2000年