この絵本もうちの子どもの大のお気に入りで、もう何回も読んでいます。うちの子どもは本当にロボットが好き。子ども部屋の机の下に落ちて忘れられてしまった、ビー玉、画鋲、コンパス、窓の取っ手、積み木、みんなで一つに合体してロボットになり、机の下から明るい世界に脱出するという物語。コンパスが足、ビー玉が目、といったふうにそれぞれを生かしたユーモラスなロボット。絵は割と写実的に描かれていて、アメリカの郊外の住宅地のような舞台設定です。
▼平山暉彦『へんてこロボットのぼうけん』「こどものとも年中向き」2003年3月号(通巻204号)、福音館書店、2003年