以前、映画の『11ぴきのねこ』を見ましたが、先日(といってもだいぶ前ですが)その続編『11ぴきのねことあほうどり』を見ました。今回も地域の映画鑑賞会の上映で、うちの子どもといっしょに見に行きました。
1986年の作品で上映時間は90分。大まかなストーリーは原作通りですが、いろいろエピソードが追加されています。たとえば「あほうどり」の島に到着する前に山猫の島に不時着してそこで山猫とやりあったり、「あほうどり」の島に着いてからも原作にはないエピソードがあり、島を離れるところまで描かれています。「11ぴきのねこ」の一匹と「あほうどり」の一羽のロマンス(!)まであって、ちょっとびっくり。
前作では「とらねこたいしょう」の声を郷ひろみが担当していて驚いたのですが、今回は郷ひろみではなく、プロの声優さんが声をあてていました。その代わりというか、ネコと恋に落ちる「あほうどり」の声を三田寛子さんが担当していました。いや、これまたびっくり。でも、割と合っていたと思います。
今回もうちの子どもは大満足。私自身は、どちらかといえば前作の『11ぴきのねこ』の方がよかったかな。なんというか、前作の方が11ぴきの連帯感がよく出ていたような気がしました。とはいえ、こちらも、(もちろん子ども向けですが)アニメ映画としては比較的良心的と思います。
この映画の基本情報は下記のサイトに掲載されています。