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アネット・チゾン、タラス・テイラー『バーバパパのなつやすみ』

 またまた『バーバパパのなつやすみ』。ラストページには、南の島からバーバパパたちが送った絵はがきが描かれています。「みんなで たのしい なつやすみ」と記され、家族勢揃い。この絵はがきの消印を見ると、94年4月10日付けになっていました。もしかすると、この絵本を描き終えた日付かもしれませんね。

▼アネット・チゾン、タラス・テイラー さく/やましたはるお やく『バーバパパのなつやすみ』講談社、1995年

アネット・チゾン、タラス・テイラー『バーバパパのなつやすみ』

 2冊目は『バーバパパのなつやすみ』。けんかのあとで仲直りする場面がよいです。みんなでまるく一つになってピタッと抱き合っています。

ようやく、かぞく みんなが いっしょに なれて、
うれしい うれしい。

▼アネット・チゾン、タラス・テイラー さく/やましたはるお やく『バーバパパのなつやすみ』講談社、1995年

アネット・チゾン、タラス・テイラー『バーバパパのなつやすみ』

 「講談社のバーバパパえほん」シリーズの1冊。夏休みを南の島ですごすバーバパパ一家。へーっと思ったのは、バーバパパの子どもたちが大げんかをするところ。けんかもするんですね。これまで、とても平和的で仲がいいという印象があったので、意外でした。ペンキの色をきっかけにして仲直りするのも、おもしろいです。

▼アネット・チゾン、タラス・テイラー さく/やましたはるお やく『バーバパパのなつやすみ』講談社、1995年