今日は2冊。1冊目は『ともだちからともだちへ』。「ともだち」と記されていますが、それだけでなく、人が人といっしょに生きていることのかけがえのなさを描いているように思いました。この絵本、おすすめです。
おひるのあと、クマネズミは また、てがみをかいたひとを
さがしに でかけました。だれかが じぶんを たいせつに
おもってくれているって、なんだか いいきもちです。
そのことを かんがえていると、だんだんと せかいじゅうのひとが、
じぶんを たいせつに おもってくれているような きもちになるのです。
▼アンソニー・フランス さく/ティファニー・ビーク え/木坂涼 やく『ともだちからともだちへ』理論社、2003年