2冊目は『それいけ!ねずみくんのチョッキ』。この絵本は、紙面の使い方に加えて、色使いも特徴的。登場する動物たちはどれもモノクロで描かれ、色がついているのはチョッキやリボンの赤と、プレゼントのうすいピンクだけ。すべてのページが緑でふちどられており、この緑とチョッキの赤との対照が強調されています。
▼なかえよしを 作/上野紀子 絵『それいけ!ねずみくんのチョッキ』ポプラ社、1997年
2冊目は『それいけ!ねずみくんのチョッキ』。この絵本は、紙面の使い方に加えて、色使いも特徴的。登場する動物たちはどれもモノクロで描かれ、色がついているのはチョッキやリボンの赤と、プレゼントのうすいピンクだけ。すべてのページが緑でふちどられており、この緑とチョッキの赤との対照が強調されています。
▼なかえよしを 作/上野紀子 絵『それいけ!ねずみくんのチョッキ』ポプラ社、1997年
3冊目は『それいけ!ねずみくんのチョッキ』。「ねずみくんの絵本」はシリーズになって何冊も出ているようです。うちの子どもは、カバーに付いていた案内を目ざとく見つけ、次はシリーズの他のものを読もうと言っていました。
▼なかえよしを 作/上野紀子 絵『それいけ!ねずみくんのチョッキ』ポプラ社、1997年
おかあさんが編んでくれたおそろいのチョッキを「ねみちゃん」に届けようとする「ねずみくん」、ところがネコに追いかけられます。その追いかけっこと「ねずみくん」を助ける動物たちの様子を、仕掛け絵本で描いています。紙面を広く効果的に活用していて、おもしろいです。
▼なかえよしを 作/上野紀子 絵『それいけ!ねずみくんのチョッキ』ポプラ社、1997年