今日は3冊。桂さんと梶山さんが組んだ「らくご絵本」シリーズの1冊。極端なまでに縁起をかつぐ呉服屋のだんなさんのお話。「うえ」「かみ」「あがる」という言葉を聞くと喜び、「した」「しも」「さがる」と聞くと怒るんですね。いろいろユーモラスなエピソードが続いておもしろい。でも、うちの子どもにはちょっと難しかったようで、どうなっているのかよく分からないと言っていました。まあ、「縁起をかつぐ」ということ自体、子どもにはあまりなじみがないでしょうね。
▼桂文我 話/梶山俊夫 絵『えんぎかつぎのだんなさん』福音館書店、2004年