クリップしている「asahi.com : MYTOWN : 愛知」の次の記事。
読み聞かせ きずな育んで 名作絵本 孫へ贈ろう
10月17日の「孫の日」に合わせ孫に絵本を贈ろうという取り組み。愛知県書店商業組合がはじめたそうです。
少し引用します。
遠く離れて孫となかなか会う機会のない祖父母のためにと、抽選で110人に、「おすすめ絵本」から1冊を選び、メッセージとともに孫の日に届ける。
『ぐりとぐら』などのロングセラー絵本11冊と愛知万博のマスコットキャラクターが登場する絵本の計12冊のなかから、孫の年齢に合わせて書店商業組合が1冊選び、祖父母のメッセージを添えて贈るとのこと。
たしかに、遠く離れたおじいちゃん・おばあちゃんから孫に絵本を贈るのはなかなか楽しい取り組みですし、「孫の両親が子どものころからある作品を選んだ。かつて読み聞かせた祖父母の方も多いと思う。3世代にわたって、同じ本を共有してほしい」(組合理事長)という主旨もなるほどなと思います。
ですが、プレゼントする絵本を組合が決めるのは、ちょっと、どうかなあ。
「ロングセラー」ということは、すでに持っている絵本が贈られてしまう可能性もあると思いますし、ロングセラー絵本なら何でもよいというものでもないでしょう。
「3世代で同じ本を共有してほしい」ということなら、やはり、プレゼントする絵本は祖父母が自分たちで選べるのがよいと思います。たとえば絵本のリストを作ってそれをサイトに載せたり、ばあいによっては相談に応じるなど、もう少し柔軟なやり方も可能なのではないかと思いました。
愛知県書店商業組合のサイトもあります。サイトでは、とくに今回の取り組みについて説明はないようです。