荒井良二さんとリンドグレン記念文学賞(その2)

 荒井さんの話題が続きますが(^^;)、今日は、地元新聞の人欄に荒井良二さんが登場していました。これも共同通信社の配信かもしれません。

 今回の受賞にさいし、スウェーデンのストックホルムで子どもたちと開いたワークショップが、取り上げられています。また、絵との出会いや絵本を志したときの経緯が記されていました。荒井さんは大学一年のときにアメリカの絵本に出会い「やりたいこと」が分かったのだそうです。

 少し引用したいと思います。

小学校一年生の時、学校に行かず、家で絵ばかり描いていた。親や先生に理由を問い詰められ、自分も分からなかった当時の気持ちがよみがえる。「今はかつての六歳の僕に元気を出せよと言いながら、そのままでいいんだよ、ゆっくりでいいんだよと伝えたい」

 実は去年の夏、荒井さんのトーク&サイン会に参加しました。そのとき、荒井さんは、まわりを走り回りマイクにいたずらばかりしている子どもたちを、なんとも自然に受け入れていたことを思い出します。お話が終わって、開場の奥にあったホワイトボードに落書きをしている子どもたちに荒井さんはすっと入っていかれ、一緒に絵を描いていました。荒井さんの絵本が発しているメッセージは、荒井さんのお人柄にも表れているように感じました。このトーク&サイン会のときのことは、近いうちに、なんとか記事にしたいと思います。

 ところで、今回の受賞では、式典以外にもいろいろお忙しかったようです。アストリッド・リンドグレン記念文学賞のサイト Astrid Lindgren Memorial Awardには、受賞者ウィークの案内が掲載されていました。Prize winner’s week 22-28 Mayです。荒井さん関連のところを少し抜き書きしてみます。

  • 5月22日:午後にjunibackenでサイン会
  • 5月23日:午前は記者会見、夕方は国立図書館で講演
  • 5月24日:午前は子どもたちとワークショップ、午後は芸術大学Konstfackで講演
  • 5月25日:午前は子どもたちとストーリー・セッション、夕方から授賞式とレセプション
  • 5月26日:夕方から国際図書館で講演

 かなりのハードスケジュール。だいぶお疲れかもしれませんね。スウェーデンの人たちがどんなふうに荒井さんの講演や絵本に反応されたのか、ちょっと知りたいです。でも、たぶんスウェーデンでも、荒井さんはごく自然に子どもたちのなかに入っていかれたんじゃないかなと思います。

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