上田真而子/斎藤隆夫『まほうつかいのでし』

 途中で帰ってくる魔法使いの先生、太陽を背にして全身黒々としているのですが、よく見ると、どうやらヒゲがあるようです。うちの子どもが気が付きました。うーむ、なかなか恐いです。

 あと、斎藤さんの絵でおもしろいな思ったのは、左右対称になっている部分がけっこうあること。文様のような表現や幾何学的な単純化された線とも相まって、何か秩序のある画面になっていると思います。それは魔法使いという物語のモチーフと呼応しているような気がします。

▼上田真而子 文/斎藤隆夫 絵『まほうつかいのでし』福音館書店、1992年

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です