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ジャック・デュケノワ『おばけの地下室たんけん』

 今日は2冊。「アンリ」「リュシー」「ジョルジュ」「エドワール」のなかよしおばけがトランプ遊びをしていると、夜中の12時に地下室から「どすん!「どすん!」「どすん!」とすごい音が聞こえてきます。そこで、みんなでこわごわ地下室に下りていくと……という物語。おばけなのに暗闇をこわがるのがおかしい。食べたものによって体が変わってしまうというこのシリーズの趣向もちゃんと出てきます。で、一番の注目はやはり「グリグリおばちゃん」。パンクです。原書の刊行は1996年。
▼ジャック・デュケノワ/大澤晶 訳『おばけの地下室たんけん』ほるぷ出版、1999年