今日は2冊。間違ったものの大嫌いな「けしごむくん」が、間違うのはふつうということを学ぶお話。まとめてしまうとこんなストーリーで、ちょっと道徳的ですが、「えんぴつくん」たちや「いろえんぴつくん」たちがたくさん登場して楽しい雰囲気の絵本です。「けしごむくん」は、「しろいろのいろえんぴつくん」の描いた白い絵を当てられなくて、絶対に間違わないことは無理なんだと知ります。真っ白で何が描いてあるのか、ぜんぜん分かりません。でもなあ、「しろいろのいろえんぴつくん」は、ちょっとズルしたんじゃないかなあ(^^;)。
▼二宮由紀子 作/矢島秀之 絵『けしごむくん』ひかりのくに、2002年