3冊目は「かいすいよく」。海にやってきた「ぐり」と「ぐら」、「うみぼうず」との交流が描かれています。この絵本は、うちの子どもも私もセリフを覚えてしまうくらい、もう何十回も読んでいますが、何回読んでもあきずに楽しめます。まさに名作。
ところで、物語のなかに出てくる歌を、うちでは「う~み~は~広い~な~」の童謡「うみ」の節で歌っています。これがぴったり合うんですね。うちの子どもは、一時期、童謡「うみ」の歌詞をこの『ぐりとぐらのかいすいよく』の歌詞で覚えていました。
「ぐりとぐら」シリーズは、どれも必ず歌が出てくること、それも自分なりに工夫して歌えることが、楽しみの一つですよね。こういう遊びの要素もまた、絵本の大事な記憶になるのかなと思います。
▼中川季枝子 文/山脇百合子 絵『ぐりとぐらのかいすいよく』福音館書店、1976年
こんにちは 🙂
ぐりぐらシリーズ、
と言えば、やはり1作目なのでしょうけれども、
わたしにとってはこの『かいすいよく』が
いちばん記憶に残っています。
手紙の入ったビンが流されてくるという場面が、
こども心にもロマンをかきたてられ、憧れました。
(そういえばボトルメールなんていうソフトもありましたね。)
童謡「うみ」のことは、気づきませんでした!
ぜひ今度、試してみます。
コメント、ありがとうございます。
ボトルメール(!)、なつかしいです。私も少しだけやっていました。
童謡「うみ」のメロディは、実は妻が発見しました。歌詞が載っているページの絵にも合っていると思います。なんとなく、ゆったりした気持ちになります。
ぐりとぐらとすみれちゃん
この絵本のモデルすみれちゃんは、実在した少女、ぐりとぐらが大好きで1996年に脳腫瘍のため4才で亡くなった少女「福士すみれちゃん」。すみれちゃんは亡くなる直前、…