この絵本の主人公「うさこ」は、本当にとぼけていますね。お小遣いはすべててんぷらに使ってしまうし、メガネは落とすし……。うちの子どもも「草つみ、忘れてるやん」と突っ込んでいました。それにしても、不思議な物語。結局、「うさこ」にとって「おばけ」は存在しなかったわけで、主要な登場人物(?)のやとりがまったくありません。「おばけ」なんだから当たり前かな。
▼せなけいこ『おばけのてんぷら』ポプラ社、1976年
この絵本の主人公「うさこ」は、本当にとぼけていますね。お小遣いはすべててんぷらに使ってしまうし、メガネは落とすし……。うちの子どもも「草つみ、忘れてるやん」と突っ込んでいました。それにしても、不思議な物語。結局、「うさこ」にとって「おばけ」は存在しなかったわけで、主要な登場人物(?)のやとりがまったくありません。「おばけ」なんだから当たり前かな。
▼せなけいこ『おばけのてんぷら』ポプラ社、1976年