タグ別アーカイブ: 絵本カフェ

アートンの期間限定「絵本カフェ」

 六本木経済新聞 – 広域六本木圏のビジネス&カルチャーニュース、1月19日付けの記事、ニュース – アートン、西麻布に期間限定の「絵本カフェ」

 出版社、アートンが、西麻布の韓国茶菜房「三丁目カフェ・スーペ」で、期間限定の「絵本カフェ」を開いたそうです。「三丁目カフェ・スーペ」が店舗拡張を予定しており、その工事開始までとのこと。韓国やインドの絵本が並べられ、お絵かきスペースもあるとのこと。写真も付いていましたが、子どもも一緒に入れそうな感じです。

 アートンのサイトを見てみたのですが、とくに関連情報は載っていないようでした。韓国茶菜房「三丁目カフェ・スーペ」の紹介のセクションは、韓国茶菜房三丁目カフェ『スーペ』韓国伝統茶・お菓子・お粥・お酒・小夜食です。

 絵本カフェ、最近かなり流行っているようですね。以前のエントリー、「絵本を知る: 「丸の内ブックカフェ」」でも、丸の内の期間限定の絵本カフェのことを書きましたが、期間限定ではない通常の絵本カフェも全国各地にあるようです。ウェブサイトを開設しているカフェも多いようで、検索をかけると、結構あります。そのうち、(時間ができたら)簡単なリンク集を作ってみたいと思います。

「丸の内ブックカフェ」

 クリップしている東京新聞の記事、飲食しながら絵本が読める「丸の内ブックカフェ」。この取り組み、朝日新聞でもasahi.com: 「絵本の面白さ知って」丸の内ブックカフェ開催中-文化・芸能の記事で取り上げられていました。

 東京、丸の内周辺のカフェ22店が4月16日から5月1日まで、飲食しながら絵本が読める「丸の内ブックカフェ」になるそうです。4月23日の「子ども読書の日」にちなんで、文化庁と大手町・丸の内・有楽町再開発計画推進協議会が共催、朝日新聞社が協力しているとのこと。

 発案者は文化庁長官の河合隼雄さん。「カフェでお父さんたちが読んだらおもろいやないか」ということで始まったのだそうです。カフェに置かれる絵本は計12冊。河合さんや谷川俊太郎さん、斉藤由貴さん、阿川佐和子さんらがセレクト。手にとって自由に読むことができます。お父さん向けの絵本ガイドも用意され、5月1日までは近くの丸善や冨山房書店などの3つの店舗ですぐに購入できるそうです。いや、これは、すごいですね。

 こういう試みを見ると、やっぱり絵本は本当に流行っているんだなあとあらためて実感しますね。従来、絵本がなかった空間にどんどん絵本が入ってきている、そんな印象を受けます。

 その結果として、河合さんが言われているように、日頃あまり絵本に接する機会のないお父さんやサラリーマンの方々が絵本に目を開かれるのなら、それはとても有意義と思います。これをきっかけに、自宅でもお父さんが絵本の読み聞かせを始めるようになるかもしれませんね。

 ただ、一つ気になるのは、こういう取り組みが主に大人に向けてなされていること。上記の河合さんの言にもありますが、絵本をカフェに置いて誰に読んでもらいたいのかといえば、あくまで大人。これで本当によいのかなと少し疑問もわいてきます。

 たとえば、今回の試みに参加したカフェに親子連れが気楽に入っていけるのかどうか。そのカフェで小さな子どもたちが絵本に楽しく接したり、あるいはお父さんやお母さんと一緒に絵本を読めるのかどうか……。もしそうではないなら、いったい、このカフェに置かれている絵本とは何なのだろう? 何かズレているような……。

 まあ、ちょっと考えすぎかもしれません。でも、カフェという空間は、なかなか小さな子ども連れでは入りにくいことが多いんですね。だから、せっかくカフェに絵本を置くなら、そこが同時に子どもたちも楽しく過ごせる場であってほしいと思います。もしかすると、「丸の内ブックカフェ」でも、そういう工夫をしているところがあるのかもしれませんが……。

 あと、今回の試み、共催している文化庁大手町・丸の内・有楽町地区 再開発計画推進協議会のウェブサイトには、とくに情報が見あたりませんでした。私の検索の仕方が悪いのかもしれませんが、参加しているカフェの所在地や連絡先、そこに置かれている絵本の一覧、また誰がどんな絵本をセレクトしたのか、といったことくらいは知りたいところです。まあ、まだ始まったばかりなので、そのうち情報が掲載されるかもしれません。

【追記(2005年5月4日)】

 上記で関係サイトに情報が掲載されていないと書きましたが、どうやら、私の勘違いのようです。この間に情報掲載ページを見つけました。大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会と文部科学省が推進している「丸の内元気文化プロジェクト」のサイト、Marunouchi.comのイベント開催実績一覧のページ、Marunouchi.comです。今回の実施店舗とおすすめ絵本の取り扱い書店のリストが載っていました。

 「丸の内ブックカフェ」は5月1日までなので、もう終了していますが、店舗と書店のリストを引用しておこうと思います。

<丸の内ブックカフェ実施店舗>

  • エクセルシオールカフェ(丸の内トラストタワー店、丸の内ビル店)
  • スターバックスコーヒー(KDDI大手町ビル店、新大手町ビル店、丸の内三菱信託銀行ビル店、JR東京駅日本橋口店、丸の内ビル店、丸の内三菱ビル店、丸の内新東京ビル店)
  • タリーズコーヒー(大手町日本ビル店、丸の内古河ビル店、パシフィックセンチュリープレイス丸の内店)
  • チェーロ(東銀ビル)
  • 三菱電機 DCROSS(三菱電機ビル)
  • フラッグスカフェ(三菱電機ビル)
  • ガストロパブ クーパーズ(三菱ビル)
  • 相田みつを美術館内(東京国際フォーラム)
  • Marunouchi Cafe(新東京ビル)

<お薦めの絵本の取扱書店>

  • 冨山房書店(丸の内MY PLAZA)
  • 丸善(丸の内オアゾ丸の内本店、丸ビル店)

 もしかすると、継続して絵本を置いているカフェもあるかもしれませんね。期間中の反響やその後についても知りたいところです。