ジョルジュ・キャストラ/ロドニィ・サン・エロワ/ルイジアーヌ・サン・フルラン/加古里子『ミラクルバナナ』

 ハイチのおばあちゃんが子どもたちに出すなぞなぞを通じて、バナナのすばらしさを描いた絵本。驚いたのは、この絵本はすべてバナナの紙で出来ていること。ハイチではバナナの木から紙を作る「バナナ・ペーパー・プロジェクト」が進められているそうです。巻末に詳しい説明がありました。バナナの茎から繊維を取り出している様子の写真も載っています。名古屋市立大学教授の森島紘史さんがプロジェクトのリーダーで、ウェブサイトもありました。活発な活動について、豊富な情報が提供されています。この絵本で使われている紙は、バナナの風合いを生かすため手すき風に製紙したそうですが、なかなか味わいがあります。

▼ジョルジュ・キャストラ/ロドニィ・サン・エロワ 作/ルイジアーヌ・サン・フルラン 絵/加古里子 文『ミラクルバナナ』学研、2001年

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