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ウィリアム・スタイグ『ぶたのめいかしゅ ローランド』

 今日は1冊。主人公はブタの「ローランド」。ギターを弾きながらすばらしい歌声を聞かせる、「はなさきからひずめまで、うたのてんさい」です。その「ローランド」が故郷を旅立ち、旅回りの歌手として世間に出ていく物語。
 最後は王様(ライオン!)に認められて宮廷の歌い手になり最高芸術賞のメダルまでもらうのですが、旅の途中ではキツネの「セバスチャン」にだまされて食べられそうになります。「ローランド」は古い型のギターを持ちベレー帽までかぶって芸術家風、対する「セバスチャン」はいかにもずるそうな表情でいろいろ悪だくみをします。そのやりとりがおもしろい。
 ところで、主人公が歌手ですから、当然、物語のなかに何曲も歌が出てきます。もちろん、歌詞だけで節は分かりません。そこで、場面の雰囲気に合わせて、演歌風、フォーク風、オペラ風といった感じで、デタラメに歌ってみました。なかなか楽しい。家族にも受けたのでよかったです(^^;)。ちなみに私はかなりの音痴(!)。いや、根拠なしの自画自賛です(苦笑)。原書の刊行は1968年。
▼ウィリアム・スタイグ/瀬田貞二 訳『ぶたのめいかしゅ ローランド』評論社、1975年