パット・ハッチンス『びっくりパーティー』

 「あしたうちへあつまってね」とウサギがフクロウを誘うのですが、フクロウは聞き間違えてしまいます。他の動物たちにもどんどん間違って伝わっていき……といった物語。いわば伝言ゲーム。相手の言ったことを誰もちゃんと聞いてなくて、おかしいです。あと、この絵本では、動物たちの毛なみの描写が様式化されていて、なかなか美しいです。原書の刊行は1969年。

▼パット・ハッチンス/舟崎克彦 訳『びっくりパーティー』ポプラ社、1977年。

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