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百貨店が子供用品売り場をてこ入れ

 YOMIURI ONLINE の3月17日付けの記事、百貨店 「子供向け」拡充 : ニュース:育児ネット:教育 子育て : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)。近鉄百貨店や松坂屋、阪急など、関西の百貨店で子供用品売り場をてこ入れする動きが続いているそうです。

 冒頭部分を少し引用します。

景気が回復し、少子化で子供が減っても、両親や祖父母が子供1人にかけるお金は増えると予想されており、3世代にわたる家族連れでの来店を促す狙いもある。

 なるほど。少子化が進んでも、いや、少子化が進むからこそ、子ども(孫)はかわいいというところでしょうか。うがった見方をするなら、4人の祖父母に孫1人となると、かけるお金の額も変わってくるでしょう。

 いずれにせよ、紹介されている百貨店の取り組みは、すごいです。ベビーサロンに「育児用品コンサルタント」、おもちゃ売り場の拡大、子ども専用(!)の美容室。神戸阪急では、「有料」の遊び場を設け、神戸大学発達科学部の協力のもと、学生による絵本の読み聞かせや人形劇のイベントも開くそうです。うーむ。

 考えてみると、現在、孫が出来る世代は、相対的に余裕のある世代なのかも。記事に記されているように「大人になってもファンになってもらいたい」という中長期戦略があるにせよ、やはり、百貨店の主たるねらいは、祖父母のサイフかなと思います。

 で、子ども、あるいは孫のために百貨店に来てもらって、ついでに(?)他の売り場にも足を運んでもらう。三世代で1日、店内を回遊するなら、これは大きいでしょうね。

 こういう戦略上で、絵本はどう位置づけられるか、ですが、絵本は高いとはいってもたかが知れてますし、一度にそう何冊も買えるものではないでしょうから、金額的にはそれほど大きくない気がします。

 ただ、おもちゃよりは絵本の方が、祖父母のサイフもゆるむかな。たとえば知育系の絵本とか、あるいは読み聞かせのイベントのなかで絵本の教育的意義に焦点をあてたりすると、効果的だったり。

 絵本は、子どもが自分で買うものではなく、親や祖父母が買うものですから、子どもがどう思うかよりも、親や祖父母にどうアピールするかがポイントになる、と言えるかも。

 なんてね。ちょっと考えすぎかもしれませんね。