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秋山あゆ子『くものすおやぶん とりものちょう』

 今日は2冊。「くものすおやぶん」こと「おにぐもの あみぞう」と「はえとりの ぴょんきち」が「かくればね さんきょうだい」を追いかけている場面には、「ありがたや」の屋敷内の様子が描かれています。なかなかおもしろいのですが、うちの子どもが不思議がっているのがアリがお風呂に入っているところ。湯舟につかったり流し場で背中を洗っていたりします。たしか、アリは水が苦手だったはず……。でもまあ、そんなことに突っ込んでいたら、他にも突っ込みどころ満載できりがないですね(^^;)。
▼秋山あゆ子『くものすおやぶん とりものちょう』「こどものとも」2003年2月号(通巻563号)、福音館書店、2003年

秋山あゆ子『くものすおやぶん とりものちょう』

 今日は3冊。この絵本は、虫のまちを舞台にした時代劇。「くものすおやぶん こと おにぐもの あみぞう」と同じくクモの「はえとりの ぴょんきち」が、「かくればね さんきょうだい」という蛾の盗人を相手に大捕物帖です。たくさんの虫たちが江戸時代の格好をして登場します。「かくればね さんきょうだい」にねらわれるのは、「あまい ものなら ありがたや」というアリのお菓子屋さん。設定がおもしろいです。建物の描き方も、なんとなく昔風な構図。うちの子どもによると、「はえとりの ぴょんきち」は、ぽよんとしているところが自分に似ているとか。たしかに、目が大きくて、かわいいです(親バカ^^;)。
▼秋山あゆ子『くものすおやぶん とりものちょう』「こどものとも」2003年2月号(通巻563号)、福音館書店、2003年