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くろだ かおる/せな けいこ『ゆうれいとすいか』

 またまた『ゆうれいとすいか』。この絵本の幽霊はぜんぜん怖がられていなくて、それがまたおかしいです。

やい やい、なに しやがる。ひとさまの すいかを
たべやがって! ゆうれいとして はずかしくないのか!
おう、べんしょうしてもらおう!

なんて言われて、しくしく、泣いています。

▼くろだ かおる 作/せな けいこ 絵『ゆうれいとすいか』ひかりのくに、1997年

くろだ かおる/せな けいこ『ゆうれいとすいか』

 今日は3冊。やっぱり夏といえば幽霊。この絵本の幽霊は、井戸で冷やしていたスイカを食べたばかりに人間の言うことをきかなければならなくなります。せなさんの他のおばけ絵本と同じく、とてもユーモラスな描写。うちの子どもに一番うけていたのは、たくさんの蚊を退治する場面でした。幽霊がどうやって蚊をパチン、パチンとつぶしていくのか、これは見ものです。

▼くろだ かおる 作/せな けいこ 絵『ゆうれいとすいか』ひかりのくに、1997年

せなけいこ『はらぺこゆうれい』

 せなけいこさんの「おばけえほん」シリーズの1冊。お腹がすいてフラフラになった幽霊の物語。墓場でばったり倒れている姿がおかしい。トレードマークのあたまにつける三角巾が取れています。

 巻末の説明によると、この絵本の前半の物語は、中国の『幽明録』という本から取られたそうです。後半はせなさんのオリジナル。『幽明録』、タイトルからしておもしろそうですね。機会があったら読んでみたいです。

▼せなけいこ『はらぺこゆうれい』童心社、1999年

せな けいこ『ふでこぞう』

 せな けいこさんのおばけ絵本シリーズの1冊。筆のおばけ「ふでこぞう」と卵のばけものの大冒険。

 字がじょうずに書けない子どもが冒頭に出てくるのですが、ちょっと身につまされました(私は字が汚いのです^^;)。この絵本、うちの子どもは恐がりなのでどうかなと思っていたら、とても気に入ったようで、次は『くずかごおばけ』を読みたいそうです。

▼せな けいこ『ふでこぞう』童心社、2002年