山中恒さんの「原点」

 読売新聞、7月18日付けの記事、大人なんか信用しないと誓った : あのころ : 育む : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)。「児童読み物作家」、山中恒さんの「原点」が語られています。

 戦中から戦後にかけての社会全体の転換のなかで、大人は信用しないと誓ったことが「原点」。その上で、山中さんが「児童読み物」を書き続けたモチーフがたいへん印象的です。

価値観は時代とともに変わる。それは嫌になるほど味わった。それだけに、あらゆる時代の子どもをドキドキさせるような作品を書きたい。それが願いでした。

 信用できない大人なんか関係ない、そんなものには左右されない強さのある物語……。

 あと、気になったのは戦中の絵本のこと。山中さんは、軍国主義を賛美する絵本に没頭したそうです。絵本というのは、それを取り巻く社会に強く影響を受ける表現形態なんだなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です